ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(30)が4日、自己最多を更新する今季53号の決勝本塁打を放ち、待望の優勝マジックを点灯させた。

レイズ戦で1番に座り、初回に先頭打者弾。飛距離137メートルの先制ソロは、左翼2階席に飛び込む豪快なムーンショット。前日3日の同カードで9回に52号を放ってから2打席連続アーチとなり、新人王に輝いた17年のシーズン52本塁打を超えた。

これでロジャー・マリスが61年にマークしたア・リーグと球団最多記録の61本まで、28試合を残しあと8本と迫った。もしこの記録を塗り替えれば、エンゼルス大谷と争っているMVPの賞レースでも有利になるとの見方も多く、注目が集まる。

ジャッジの貴重な1発で流れをつかんだチームは1点差を逃げ切り、連敗を3で止めた。5回に審判の判定に激しく抗議し退場処分となったブーン監督は、クラブハウスの入り口で選手たちを出迎えた。昨年、心臓のペースメーカーを装着する手術を受けており、「裏で見ている方がハラハラした。ペースメーカーが過剰に作動していたよ」とご機嫌。前半戦までの独走からもたついたが、2位レ軍とのゲーム差を5に広げ、地区優勝マジック25をともした。