来春開催予定のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の予選A組3日目が18日、ドイツのレーゲンスブルクで行われ、チェコが12安打7得点でフランスを7-1で下した。初回に先頭弾で先制し、昨季メッツ傘下マイナーでプレーしていたマーティン・サーベンカ捕手(30)が適時二塁打を放つなど、打線が序盤から勢いに乗った。1勝1敗で本大会進出の可能性を残したチェコは、20日に3戦目を戦う。フランスは2連敗で敗退が決まった。

またこの日予定されていたドイツ-南アフリカ戦は悪天候のため19日に順延となった。同カードの勝者がチェコと対戦する。

予選はダブルイリミネーション方式で、ここまで2連勝のスペインと英国は20日に直接対決し、これに勝てば来春の本大会進出決定。負けたチームは翌21日の最終戦で本大会進出2枠の残り枠を狙う。