来オフにFAとなるエンゼルス大谷翔平投手(28)は、史上最高額の5億ドル(約700億円)契約選手になるだろうと、ESPNのジェフ・パッサン記者が予想した。ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(30)が9年総額3億6000万ドル(約504億円)で年平均では野手の史上最高額で残留を決めたが、米メディアの注目は早くも次の記録的契約が見込まれる大谷に移っている。

同記者は7日、ウェブテレビのスポーツトーク番組「ザ・パット・マカフィー・ショー」に出演。MLBのFA市場について見解を述べ「オオタニは初の5億ドル超え選手になるだろう」とした。大谷に関しては、エンゼルスのミナシアンGMが長期残留を望んでいると発言しているが、もしFAになればドジャースがアグレッシブに獲得に動くとの報道もある。

だが同記者は「オオタニがドジャースと契約するとは言えない。ヤンキースも彼の獲得に動くだろう。メッツも(資金力のある)コーエン・オーナーがいるので獲得に動くだろう。カブスもレッドソックスも獲得に動くだろう」とし、資金力のある名門球団による争奪戦になることを予想した。