ブレーブスは、このオフのゴールドグラブ賞受賞のダンズビー・スワンソン遊撃手退団を受けて、ボーン・グリッソム内野手(22)を後釜に抜てきすることが濃厚になった。

ブライアン・スニトカー監督は21日、オープン戦ではグリッソムを左翼手として起用することは考えておらず、すべて遊撃手として出場させると発言。

また、21日のファンフェストでは、各ポジションで先発起用が濃厚な野手がメディア会見に呼ばれるなか、遊撃手はグリッソム1人だった。

グリッソムは昨季、故障したオジー・アルビーズ内野手の後を埋める二塁手として39試合に先発。身長6フィート3(192センチ)と遊撃手としては大柄で、メジャーの遊撃手が務まるか守備力を疑問視する声もある。

しかし、ブレーブスではロン・ワシントン三塁コーチがこのオフ、グリッソムの個人トレーニングへ自主的に3度も赴いて守備練習を手伝ったという。

グリッソムはこの練習について、「自分の野球人生で最も価値ある時間だった」とコメント。スニトカー監督も、「しっかりと春季キャンプに向けて調整してくるだろう」と期待を託した。(AP)