アストロズからFAとなった元DeNAのユリエスキ・グリエル内野手(38)が、合意に近づいているとされていたマーリンズとの契約の可能性が低くなった。

マイアミ・ヘラルド紙のクレイグ・ミッシュ記者が24日、伝えたもので、球団側が契約交渉をストップしたという。

キューバ出身のグリエルは14年にDeNAでプレーし、16年に亡命。同年7月にアストロズに入団し、昨季までの7年間で通算打率2割8分4厘、94本塁打、435打点をマークした。21年には打率3割1分9厘で首位打者のタイトルを獲得し、一塁手としてゴールドグラブ賞を受賞。昨季は146試合に出場し打率2割4分2厘、8本塁打、53打点だった。

24日付のヒューストン・クロニクル電子版は、グリエルがアストロズと再契約する可能性が残っているとし、他にツインズが契約先候補に浮上していると伝えた。