キューバ国内リーグのレジェンドで、WBCでは同国代表の投手コーチを務めるペドロ・ラソ氏(49)が、NPB所属の鉄壁リリーフ陣に絶対的な自信を見せた。

地元放送局「キューバビジョン・インターナショナル」が、1日までに同氏のコメントを紹介。同氏は、代表入りしているソフトバンクのリバン・モイネロ投手、中日のライデル・マルティネス投手とジャリエル・ロドリゲス投手の3人リレーを「世界一」と称したという。

ラソ氏は国内リーグ歴代最多の通算257勝を挙げ、96年アトランタ五輪と04年アテネ五輪で金メダルを獲得。WBCでは06年と09年大会に出場している。そんな国際大会での戦い方を熟知している名投手が、短期決戦では特に重要となるブルペン陣を絶賛した。

モイネロは17年の来日以降、セットアッパーとしてチームを支え、20年にリーグ最多38ホールドを記録。抑えで起用された昨季は53試合で24セーブ、防御率1・03をマークした。マルティネスは昨季56試合でリーグトップの39セーブを挙げ、防御率0・97を記録。ロドリゲスも昨季56試合で39ホールド、防御率1・15と、安定感抜群の成績を残している。