DeNAと1年契約を結んだトレバー・バウアー投手(32)の年俸は基本給が300万ドル(約4億500万円)だと、ニューヨーク・ポスト紙の名物記者ジョン・ヘイマン氏が14日(日本時間15日)伝えた。これに出来高100万ドル(約1億3500万円)が付き、さらに宣伝効果に対するインセンティブも付く可能性があるという。

2020年にレッズでサイ・ヤング賞に輝いたバウアーは、同年オフに3年総額1億200万ドル(約138億円)で契約。しかし今年1月に今季2250万ドル(約30億4000万円)の契約を残して契約を解除された。

MLBでは契約が残っている選手を獲得した場合、契約した元の球団が残りの全年俸を保証する仕組みで、獲得球団が最低年俸で契約した場合は、それを差し引いた残りの年俸を元の球団が支払う。ロサンゼルス・タイムズ電子版によると、選手が米国外の球団と契約した場合はこの限りではなく、バウアーの場合はドジャースから残り年俸の全額をもらい、これとは別にDeNAからも契約した額を得られるという。