右肘靱帯(じんたい)の損傷が明らかになったエンゼルスの大谷翔平選手の今後についてさまざまな憶測が飛び交っている。なかでも今季終了後にフリーエージェント(FA)となった際の市場の評価が議論を呼んでいるが、球団幹部らの意見は「史上類を見ないほどの激戦」で一致しているという。

地元ロサンゼルス・タイムズ紙は24日、球団幹部と代理人の5人に話を聞いたとし、その内容を報道。匿名を条件に自由に意見を述べてもらったとつづり、全員が「これまで予想されていた金額より少なめのオファーとなるものの、大谷の争奪戦は史上類を見ないほどの激戦になる」との見解を示したと明かした。

ある幹部は「(金額)全体への影響はある。だが、大谷を巡る競争に影響が出るとは考えづらい」とコメント。ある代理人は、大谷が長期契約を選択するのであれば、複数のオプトアウトと投手として高額なパフォーマンスボーナスが契約に盛り込まれると想定。「彼は大丈夫だ。今回の件が、彼の価値に破壊的な結果をもたらすとは思わない」と述べたという。

また別の幹部も、大谷は8年契約を結び、その際にはオプトアウト、インセンティブ、ボーナスが上乗せされると予想。「誰もが今もまだ、大谷獲得に手を挙げるつもりでいる。本塁打などで依然リーグトップだし、本当に価値がある選手であることに変わりはない」と前向きな見解を示したとのこと。