6月に右足親指の靱帯(じんたい)断裂を負ったヤンキースの主砲アーロン・ジャッジ外野手について、アーロン・ブーン監督が今オフの手術は不要との見解を改めて示した。

6月3日の守備時にフェンスに激突して負傷したジャッジは、長期離脱を経て7月28日に復帰。右翼での守備にも復帰を果たしている。ブーン監督は8月にも同選手が「野手として十分な数の試合に出ている」とし、「手術をすることにはならないと思う」と述べていた。

26日の試合前、ジャッジが手術を回避できそうなことに安堵しているかと問われたブーン監督は「回避できるだろうなとは、ずっと思っていた。私が安堵しているのは、彼が復帰してからうまくやれているということ。時間の経過とともに向上してくれればと願っていたが、そのとおりになっている」とコメント。走塁面などでもジャッジが前進しているとし「着実に動きが良くなっている。心強いよ」と話していた。(AP)