エンゼルスからFAになり、日米から注目が集まる大谷翔平投手(29)の去就が、早期決着する可能性が出てきた。11月29日(日本時間同30日)、MLB公式サイトが「大谷の契約はウインターミーティング期間中にあるのか?」との見出しで速報し、今月上旬までに契約する可能性を指摘。また、大谷がすでに移籍先を決めているとの報道が出るなど、大谷の周囲が一気に慌ただしくなった。

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大谷の移籍交渉はここまで完全に情報統制が敷かれ、米メディアも困惑するほど情報が出てきていない。ただ、ここに来て状況が変わった。MLB公式サイトによると、米紙ニューヨーク・ポストのジョン・ヘイマン記者がオンライン番組に出演した際に「大谷はウインターミーティング中に契約するかもしれない。そうすればとてもエキサイティングだ。保証はないが、現時点ではそれが一般的な見解のようだ。複数の球団幹部がそのように考えている」とリポートした。

今年のウインターミーティングは4~7日(日本時間5~8日)にテネシー州ナッシュビルで開催。各球団の幹部や監督、代理人、その他の関係者が一堂に会するオフシーズン最大のイベントで、多くの契約がこの期間にまとまる。昨年はジャッジ外野手のヤンキースとの再契約や吉田正尚外野手のレッドソックス入りが最終日に決まった。ヘイマン記者の情報通りなら、1週間以内に大谷の所属先が決まることになる。

また、大谷がすでに移籍先を決めているとの報道も出てきた。米メディア「TSN」によると、ESPNのバスター・オルニー記者がラジオ番組で大谷に言及。「大谷を知る複数の関係者と話をしたが、彼らは大谷がすでに心を決めていると考えている。彼は自分がどこに行きたいかを知っているし、以前からその思いがあったと言っている」と明かした。また「彼の代理人が交渉を有利に進めるために他球団とも交渉していると思う」とも指摘している。移籍候補にジャイアンツやカブスなどが挙がる中、同記者は「ドジャースが彼に合っていると思う。資金の使い方をみても、大谷に多くの金額を費やせる。ベッツやフリーマンと一緒になることは大きな助けになる」とした。