パドレスのトゥクピタ・マルカノ内野手(24)が、野球賭博を行ったとしてMLBから調査を受けており、永久追放処分を受ける可能性があると3日(日本時間4日)、複数の米メディアが報じた。

ESPNによると、マルカノはパイレーツに所属していた昨季、負傷者リスト(IL)入りしていた最中にパイレーツ関連の試合に賭けていたという。マルカノは昨年7月に右膝の靱帯(じんたい)損傷でIL入り。同11月にウエーバー公示され、パドレスに移籍していた。リハビリ中で今季はまだ出場がない。

ベネズエラ出身のマルカノは21年にパドレスでデビューし、同7月にパイレーツにトレード移籍。昨季は自己最多75試合に出場し打率2割3分3厘、3本塁打、18打点、OPS・633を記録していた。

MLBの規定では、自身が所属するチームが関わる試合に賭けた場合は永久追放処分になると明記されている。パドレス、パイレーツ両球団は声明で「MLBの調査が行われていることを認識している」とした。なお、他にもマイナー所属の4選手が野球賭博を行ったとして処分を受ける可能性があるという。マイナー選手はメジャーの試合に賭けた場合、1年間の出場停止処分を受ける可能性がある。

今季のMLBは賭博スキャンダルが常に付きまとい、3月にはドジャース大谷翔平投手の元通訳、水原一平被告の違法賭博が報じられ、後に銀行詐欺罪などで訴追され現在司法取引が行われている。さらに昨季までエンゼルスで大谷とチームメートだったブレーブス傘下のデービッド・フレッチャー内野手も水原被告と同じブックメーカーを通じて賭博行っていたと報じられ、現在MLBから調査を受けている。ただ、どちらも野球賭博は行っていないとされている。