「3番一塁」で復帰するドジャースのフレディ・フリーマン内野手(34)が、ギランバレー症候群から快方に向かっている三男マキシムス君(3)について、涙ながらに現状を明かした。
試合前、球場の会見場でメディア対応を行い「マックスは大丈夫。(先週)土曜日の夜、集中治療室から帰宅した。フィジカル・セラピーを始めて、マックス、彼自身が戻ってきた」と説明。時折、言葉を詰まらせ、沈黙が続いた。うつむき、涙ながらに声を震わせ「彼は快方に向かってよくやっている」と明かした。
7月26日のアストロズ戦、敵地ヒューストンで試合前のルーティンワークを進めていたが、急きょロサンゼルスへ戻った。チームに復帰するのは10日ぶり。フリーマンは「ここにいられる、ということはいいこと。事が好転しているからね。(夫人の)チェルシーと僕にとって、長い1週間だった」と語ると、再び涙をこらえながら沈黙。「3歳の子供が経験するべきことじゃない。チェルシーと僕が、何度彼に代わってあげたいと思ったことか」と、マキシムス君のつらさを代弁し、感情がこみ上げた。
体の異変は7月中旬のオールスター戦前後から続いていた。7月22日に歩行困難となり、26日に小児科で医者の診察を受けると、すぐに別の病院で治療を受けるよう勧められ、救急車を呼んだ。ヒューストンでチームに同行していたフリーマンは急きょ、ロサンゼルスへ戻ることを決めた。「緊急治療室にいって、彼は呼吸器をつけることになった。マヒの症状は普通、足から始まってそんなに早く体の上部まで至らない。彼はたった4日間で肩まで届き、呼吸に影響した。僕はその時まだ飛行場にいて、帰宅しようとしていた。本当につらいことだったが、僕の妻は全てを見ていて、そのつらさは想像できない」と当時の状況を説明した。
ヒューストンからLAへ緊急で移動し、病院へ急行。「彼はチューブとつながれ、呼吸器をつけていた。子供のいる方々も分かるとは思うけど、子どもたちが呼吸器をつけて戦っている姿を見るのは、とてもつらかった」と言葉を詰まらせた。
幸い、マキシムス君の症状は快方に向かった。フリーマンは「子ども病院の医療スタッフには感謝しきれない。僕は(病院に)9日間いたが、ミラクルのように感じた。本当に」と、予断を許さない状況だったことを明かした。
復帰戦となる5日のフィリーズ戦前、監督、コーチ、チームメートらが「#MAXSTRONG」とプリントされたTシャツを着用して練習を行った。ドジャースだけでなく、ブレーブス時代の元同僚や多くの関係者から激励のメッセージが届いたという。「彼らがくれたサポートや愛は、僕らに望みを与えてくれた。野球界のコミュニティー、そして全ての人のサポートに感謝してもしきれない」と、涙ながらに語った。



