ドジャースのレジェンド左腕クレイトン・カーショー投手(37)が、メジャー初完投の山本由伸投手(27)をたたえた。
山本は立ち上がり、先頭チョウリオに初球の96・9マイル(約156キロ)直球を右中間席へ運ばれ失点。いきなりの先制パンチも、打線が2回にテオスカー・ヘルナンデス外野手(32)のソロと、アンディ・パヘス外野手(24)の適時二塁打で逆転に成功した。
山本は2回以降、二塁を踏ませない快調なピッチング。6回にマンシーのソロ、7回に大谷翔平投手(31)の適時打などでリードを広げると、8回まで3安打1失点と好投した。
山本はメジャー初完投をかけて、9回のマウンドにも登場。3番コントレラスから始まる好打順を難なく抑え込み、メジャー初完投を達成した。
今季限りで引退するカーショーは、かねて山本の投球フォームなどを称賛。野球少年の長男チャーリー君にも、山本のキャッチボールを含めた投球をモデルにするよう教え込んでいる。
現地放送局「スポーツネットLA」のインタビューに応じたカーショーは「今日のヤマはアメージングだった。どう言えばいいか分からないが、とにかく良いピッチングだった。あのスプリット、カーブ、シンカー、カットボールは誰も打てない。ヨシのメカニクスは教科書なんだ。シンプルでとにかく美しい。だから。チャーリーには見習いなさいと言ってるんです」と話した。
カーショーは11勝2敗、防御率3・36と好投するも、9月に今季限りでの引退を電撃発表。球界のスターの有終の美へ、あと6勝となった。



