カブス今永昇太投手(32)が、ドジャース大谷翔平投手(32)に初本塁打を浴びた。先発で5回8安打1失点で今季8勝目。大谷との対戦となった第1打席では初球、頭部の高さへ直球が抜けた。「力が入りすぎて、投げミスしただけ。僕も驚いたし、彼もびっくりしたんじゃないかなと思います」と振り返った。
驚きはそれだけではなかった。7球目、高めの直球を右越えにライナーで運ばれた。右翼手の鈴木誠也の頭上を越え、「ラインドライブ(ライナー性で飛距離が出にくい打球)で伸びていった。誠也も伸びていったと言っていたので、この打球、ニュートンが説明できるのかなと思いました」とニヤリ。万有引力の法則などで有名な17~18世紀初頭の科学者を引き合いに、驚異的な1発を表現した。
2回以降は毎回走者を背負いながら、追加点を与えなかった。2試合連続の無四球で、後半戦に入ってからの4試合で防御率1・09。「ランナーがたまっても、自分のいい形のボールをいいロケーションに投げ続けることは、今日の試合からの学びです」と語った。
ワールドシリーズ連覇の王者を本拠地に迎え、スイープ(連戦で全勝)に貢献。ド軍とはポストシーズンで再戦する可能性があり、「負けるよりも勝つイメージを持ったままこの先の対戦を進めた方がいい。カブスも素晴らしいチームだと証明できてうれしいです」と、充実感をにじませた。
◆今季、大谷が放った本塁打の打球角度の低さランキング
<1>19度 7月7日 ロッキーズ戦 1回無死 対戦投手 マイケル・ロレンゼン
<2>20度 8月5日 カブス戦 1回無死 対戦投手 今永昇太
<3>21度 6月11日 パイレーツ戦 3回1死 対戦投手 ミッチ・ケラー
<3>21度 5月27日 ロッキーズ戦 1回無死 対戦投手 菅野智之
<5>23度 5月12日 ジャイアンツ戦 3回無死 対戦投手 エイドリアン・ハウザー
<5>23度 6月6日 エンゼルス戦 1回1死二塁 対戦投手 ブレント・スーター
<5>23度 8月5日 カブス戦 8回2死一塁 対戦投手 ライアン・ゼファジャン



