前レンジャーズの大塚晶則投手が20日(日本時間21日)、パドレス時代の同僚で歴代1位の通算601セーブを記録したトレバー・ホフマン氏とサンディエゴのペトコパークでサイン会を行った。ホフマン氏の発案で、参加料などを東日本大震災の義援金として送る。

 夫人の実家が仙台空港に近く、一時は連絡が取れずに心配したという大塚は「ホフマンから『日本を助けるぞ』と声を掛けてくれた。すごく感謝しているし、これが少しでも東北の人たちの力になれば」と話した。

 また、何度か手術を受けている右肘は「90パーセントほどの回復。痛みもなく投げることができている」そうで、パドレス-マリナーズの始球式役も務めた。