<タイガース7-2ヤンキース>◇6日(日本時間7日)◇コメリカパーク

 ヤンキース・イチロー外野手(38)が移籍後続けていた連続試合安打は12で止まった。立ちはだかったのはメジャー屈指の剛腕だった。昨季ア・リーグのMVPとサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)を同時受賞したバーランダーが8回まで14三振の好投。イチローも2打席目から3連続で三振を喫した。

 8回の第4打席、4球目にバーランダーにこの日最速の161キロの速球を投げ込まれる。この球はファウルにしたが最後はカーブで空振り三振に倒れた。「(速球だけでなく)それぞれ(の変化球)が一級品。どれでも三振をとれる。やっぱりいいピッチャー」とさばさばと話すしかなかった。