大リーグは6日、前日のレッドソックスとレイズの試合で起きた乱闘にかかわった8選手の出場停止処分を発表。レイズ岩村明憲内野手(29)は3試合出場停止となった。5日の試合では、死球を受けたレッドソックスのクリスプ外野手がシールズ投手と殴り合いになって両軍選手が入り乱れ、3人が退場になった。

 出場停止の試合数は、レッドソックスがクリスプは7、レスター投手は5、ケーシー内野手は3。レイズがシールズは6、ゴームズ選手とジャクソン投手は5、クロフォード外野手は4、岩村は3。処分対象者が多かったため、試合開催に支障がないよう出場停止期間をずらしてあり、岩村の出場停止は17日のカブス戦から。不服申し立てをした選手は処分が確定するまで出場できる。

 マドン監督は岩村について「アキは外から文句を言っていただけ。誰もアキを責められない」とかばった。岩村は異議申し立てを「当然考えている」という。