前レンジャーズ大塚晶則投手(39)が1日、3度の右肘手術を経て、4年ぶりに実戦復帰することが分かった。米サマーリーグ(6月5日)に初参加する「サムライ

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 JAPAN」の投手コーチ就任を発表していたが、この日までに登録を「投手兼コーチ」に切り替えた。チーム関係者は「体調は9割方、戻っていると報告を受けています」と話し、6月中旬には同リーグの公式戦で復帰登板を予定する。大塚は07年7月1日のレッドソックス戦を最後に試合で投げておらず、約4年にも及ぶブランクを克服しての復帰例となると米球界でも珍しい。同関係者は「投手コーチを兼務するので、登板機会や起用法は本人に任せています」と話し、まずはスカウトの前で元気な姿を披露し、契約の機会を求めていく。