プロ野球人気マスコットの最強タッグが快挙を達成した。毎オフ恒例になっている中日ドアラとヤクルトつば九郎のディナーショー(12月、来年1月)のチケットが全国4公演すべて発売開始と同時に売り切れた。

 11日は東京と名古屋公演が一瞬で完売。さらに、12日に発売された千葉と福岡公演も3分以内にソールドアウトになり、ネット予約サイトの回線がパンクしかけたという。

 千葉は昨年に続く2度目でロッテのマーくんが共演、博多は初めてでソフトバンクのハリーホークが登場する。ともに550席の規模があり、中日関係者は「福岡は厳しいと思っていたので本当に驚いた」と同イベントの人気ぶりを実感していた。

 ドアラ、つば九郎ともに言葉は発せず、筆談だけで進行する。内容は「トークショー」や朗読劇、抽選会など。料金は食事代込みで2万円(福岡は1万8000円)。ソフトバンクは日本一になったが、中日は5位、ヤクルトとロッテは最下位。チーム成績に関係なくオフのファンサービスを下支えしている。