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高校生最強スラッガー87本の軌跡

87号  大阪桐蔭の中田翔投手(3年)が高校生スラッガーの頂点に立った。5日に大阪・大東市の龍間運動広場で生野工と練習試合を行い、7回の打席で左中間にライナーでソロアーチを放った。これが高校通算87本塁打となり、最多記録とされる西武大島(埼玉栄)の86本を抜いた。(07年7月5日)

85〜86号  高校記録とされる西武大島(埼玉栄)の通算86本塁打に並んだ。1日に大阪府大東市の同校グラウンドで初芝と練習試合を行い、6回に左中間へ85号となるソロアーチ。5戦ぶりの1発で勢いに乗り、9回には左翼にある高さ14メートルの防球ネット最上部に当てる特大ソロを放った。「すごくうれしい。自分の形で振り抜けた。ホームランを期待してもらうのは、ありがたいこと。だからプレッシャーはなかった。周りから力をもらえたと思う。86本? ここまで打てるとは思わなかった」。(07年7月1日)

84号  西武大島裕行外野手(埼玉栄)の持つ高校通算86本塁打まであと「2」に迫る1発を放つ。三重県高野連などが主催する招待試合「くまのベースボールフェスタ」(三重県熊野市)に出場。木本(三重)戦の初回に左中間へ先制2ラン。「こんなに早く近づけて、うれしい」。(07年6月16日)

81〜83号 1日3発で高校通算本塁打を83本に。岡山県倉敷市の玉島商グラウンドで同校とダブルヘッダーで練習試合。2戦で3本塁打(1本場外弾)を含む5安打8打点。西武中村剛也内野手(大阪桐蔭)ヤクルト鈴木健内野手(浦和学院)に通算アーチで並んだ。今年に入り22試合で15本塁打。「結構、気持ち良かった。素直にバットが出せた」。(07年6月3日)

80号  大阪府大東市で二松学舎大付(東京)とダブルヘッダーで練習試合。1戦目にセンター右へ推定120メートルの先制2ラン。高校通算本塁打を80本の大台に乗せた。2試合で2本の適時打を含む6打数5安打4打点。投げては先発で9回2失点の好投。直球の最速は147キロを計測した。(07年5月27日)

78、79号  大阪府大東市の同校グラウンドで関西(岡山)とダブルヘッダーで練習試合。1日2発で高校通算本塁打を79本に。1戦目の6回にセンター右後方に運んだ。2戦目の初回には内角高めの直球をたたき、高さ14メートルの防球ネットを越える特大アーチ。「打ち方は悪くない。安定してきたかな」。(07年5月20日)

77号  春季大阪府予選4回戦が大阪府大東市の大産大付グラウンドなどで行われた。興国戦に「4番右翼」で出場し、3回にドン詰まりながら力で左翼に運んだ。「スライダーを狙ったのに、あそこまで詰まるとは…。全然ダメ。レフトフライの感触です。77本? 少しうれしい」。(07年5月3日)

76号  18歳の誕生日を高校通算76本目のアーチで祝う。大阪府大東市の同校グラウンドで行われた桜宮との練習試合の7回。ライナーで左翼の防球ネットに突き刺した。「完ぺきだった。打った瞬間、入ったと思った」と確信していた。「誕生日に打てて、うれしい」。3月の対外試合解禁から、12試合で8本塁打。高校最多とされる86本まで、あと10本。「近いっすね」。(07年4月22日)

75号  大阪府富田林市のPL学園グラウンドで行われた春季大阪府予選2回戦の明星戦に「4番右翼」で出場。オリックス清原和博内野手が育った場所で、初回にセンターへ特大満塁弾。3戦ぶりのアーチで高校通算本塁打を75本に。打球はセンターにそびえる高さ約10メートルのバックボードを越え、寮の2階の上の壁を直撃した。「変化球が多くなると思い、意識して待っていた。前に突っ込むことなく、打ててよかった」。(07年4月15日)

73、74号  センバツ大会史上10人目の2打席連続本塁打を放つ。佐野日大(栃木)との2回戦に「4番右翼」で出場。3回に内角球に右腕をたたんで左翼席へ技ありの逆転1号3ラン。4回には左中間へ2号2ランをライナーで打ち込んだ。2打席連発は星稜松井秀喜以来で、甲子園3年連続本塁打はPL学園清原和博、桑田真澄のKKコンビと並んで史上3人目の偉業。(07年3月28日)

72号  兵庫県西宮市の関学大グラウンドで関西学院と練習試合。3回に左翼へ高校通算72本目の本塁打を放つ。対外試合解禁から6試合で4本塁打と準備は万全。「いい相手と戦い、いい経験をさせてもらった。反省点を繰り返さないようにしたい」。(07年3月18日)

71号  大阪・舞洲球場で英数学館(広島)との練習試合。5回裏2死、内角直球を弾丸ライナーで左翼席へ運んだ。平田(大阪桐蔭、現中日)、城島(別府大付、現マリナーズ)らをあっさりと抜き去った。それでも「差し込まれたんですが…。その前の甘い変化球を狙っていけなかったのが、反省点です」。(07年3月16日)

70号  大阪府大東市の同校グラウンドで京都外大西と対戦。4回に2戦連発となる同点2ランを左中間に放り込んだ。高校通算70本塁打で尊敬する先輩の中日平田良介外野手、マリナーズ城島健司捕手に並ぶ。「平田さんたちに並べたのは、うれしく思う」。名実ともに高校最高のスラッガーへ、アーチを積み重ねていく。(07年3月13日)

69号  「今季1号」を放った。大阪府大東市の同校グラウンドで京都両洋と練習試合で、1回に左中間に先制3ラン。対外試合解禁後、2試合目での1発。「1球目から打つ気でいた。感触は完ぺきだった」。阪神、ヤクルト、オリックス、楽天の4球団スカウトや報道陣から集結していたが、「注目されるのはありがたい。がんばろうという気持ちになる」。(07年3月12日)

68号  秋季高校野球近畿大会決勝、報徳学園の近田怜王から170メートル弾を放った。5点を追う7回表2死。内角低めの直球をコンパクトに振り抜いた。「ヒットでもいいから、塁に出たかった」。鋭角の打球は一気に左中間席に入った。試合は1-5で敗れて優勝を逃したが、高校通算68号で07年の公式戦を終えた。(06年11月5日)

66、67号  秋季高校野球近畿大会準決勝、和歌山市・紀三井寺球場の市川(兵庫)戦で、圧巻の160メートル弾。2回の打席でフルスイングした打球は、両翼93メートルの球場を飛び出し、場外の2軒の民家を越えた。96年夏に南部高3年だった阪神浜中治外野手の球場最長記録130メートルを大きく塗り替えた。4回には内角高めの直球をドン詰まりで左翼席へ。チームを3年ぶりの決勝に導いた。(06年11月3日)

65号  秋季近畿地区高校野球大会準々決勝が和歌山市・紀三井寺球場で行われた。近江(滋賀)戦の8回裏に13-6とし、コールドゲームを成立させる2ランを右中間席へ。オリックス清原和博内野手のPL学園時代を抜く通算65本塁打とする1発で、チームを4強に導いた。これで来春のセンバツ出場が確実となった。(06年10月29日)

64号  秋季大阪府予選の決勝が舞洲球場で行われ、大阪桐蔭が北陽を13-3で圧倒し16年ぶり2度目の優勝。2回裏1死二塁。内角寄りの直球、明らかなボール球を、「大根斬り」ではじき返した。打球はあっという間に左翼の防球ネットを越えた。2戦連続の場外弾に、スタンドはどよめいた。オリックス清原和博内野手に2年秋で肩を並べた。「うれしいのひと言です。プロを代表するバッターで、右方向への打撃や打席に立ったときの迫力はすごい。雲の上の人ですが、目標にしています」。(06年10月8日)

63号  秋季大阪府予選準決勝が舞洲球場で行われ、大阪桐蔭が8-1で東海大仰星に快勝。7回にダメ押しソロを放つなど2安打3打点の活躍だった。(06年10月7日)

61、62号  大阪・富田林市のPL学園で行われた秋季大阪府予選3回戦(香里丘戦)でバットが爆発。17日(精華戦)に続き、再び2本塁打。今大会3戦5発、連続打数本塁打も「4」と伸ばした。今大会の5安打はすべて本塁打だ。「周りの注目は感じている。中途半端なプレーはできない」。新チームから副主将に就任した怪物スラッガーから目が離せない。(06年9月18日)

59、60号  大阪・堺市の精華グラウンドで行われた秋季大阪府予選2回戦で2打席連続アーチを放ち、高校通算60本塁打の大台に乗せた。ヤンキース松井秀喜外野手の高校通算に2年生で早くも追いつくハイペース。「いい感じでバットが出た。自分の形で打てた」。松井に並ぶ60本には「そんなレベルじゃないですよ。僕は打ち損じた当たりが多い。松井さんは完ぺきに打ったホームランが多いと思う」と謙そん。(06年9月17日)

58号  練習試合、生野工戦で58号。(06年9月10日)

57号  秋季近畿地区大阪府予選1回戦、近大付グラウンドで箕面東と対戦。5回に高校通算57号となる満塁アーチ。14-0で圧勝した。5回表2死満塁。外角カーブに体勢を崩されながらも、豪快に引っ張り上げた。打球は楽々と左翼フェンスを越えた。「変化球しか狙っていなかった。打った瞬間、行ったと思った」と表情を変えずにダイヤモンドを1周。(06年9月3日)

46号  夏の甲子園1回戦、8回裏1死からバックスクリーン左に推定飛距離140メートルの自身大会1号ソロを放つ。横浜の中堅手が1歩も動けぬ驚弾で、4万7000人の大観衆の度肝を抜いた。4回には逆転の口火となる左前打を放ち、史上初の2度目の春夏連覇を目指した横浜に、15安打11点で打ち勝つ原動力となった。特大アーチは初球の124キロスライダー。体の軸がまったくぶれずに芯(しん)でとらえた。「ダイヤモンドを回っていると、鳥肌が立った」。(06年8月6日)

7号  大阪大会決勝が舞洲であり、15-3で大商大堺を下した。大阪桐蔭の怪物は辻内、平田だけではない。もう1人のスーパー球児、1年生中田が大暴れした。5番一塁で先発出場し、9回にダメ押しの左中間3ラン。6打数3安打4打点の成績で、今大会通算打点をチームトップの13にした。投げては7回途中から辻内をリリーフし、最速146キロのストレートで相手打線を圧倒。1回2/3を2安打無失点に抑えた。「投手では辻内さん、打者では平田さんを目標にしています」。(05年7月29日)

6号  大阪大会準決勝が舞洲であり、大阪桐蔭が11-3で履正社を破った。中田は6号。(05年7月28日)



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