横浜の3年目山崎憲晴内野手(24)がキャンプ最終日に28日、2試合連続のサヨナラ勝ちを決める1打を放った。サムスンとの練習試合に4回から途中出場。同点で迎えた9回2死一、二塁で、スライダーを左前にはじき返した。前日27日の西武戦では、サヨナラ勝ちのホームを踏み、この日は値千金の適時打。「持ってるなと思います」とはやりのフレーズで笑顔を見せた。この1カ月は打撃に重点を置き練習を積んできた。「今はアドバイスを理解して、自分の中で消化出来るようになった。打席に入る前に頭を整理して、あとは思い切り振る。無鉄砲に振らなくなりました。去年までとの違いは、この差だと思う」と充実の表情だった。

 [2011年2月28日21時8分]ソーシャルブックマーク