日本スーパーバンタム級7位辰吉寿以輝(30=大阪帝拳)が、プロ21戦目を白星で飾った。
25年度西日本フェザー級新人王の豊永太我(21=ウォズ)と対戦して2-0の判定勝利(77-75、77-75、76-76)を収めた。
戦績は18勝(10KO)1敗2分けとなった。
リングサイドで試合を見届けた父丈一郎はいつものように辛口だった。
2-0の判定勝ちに、開口一番「お疲れさん。それだけや」。
相手にプレッシャーをかけながら仕留めきれなかった内容に「倒したい気持ちが強すぎる。おちょくらんと。生真面目なんよ」と注文をつけた。
「倒したいなら強いパンチじゃない。誘ったり、いなしたりが必要。余裕がない。あせりすぎなんや」とぴしゃり。
「次男は父親に似て真面目すぎるのか」と質問されると「ん? おれは不真面目や…」と苦笑い。
今後はタイトルを目指してくことになるが、次戦での王座挑戦について聞かれると「あかんやろ。あかんというよりも、もっと楽にやれるようにしないと。練習量が少ない」と辰吉節で答えていた。【益田一弘】
◆辰吉寿以輝(たつよし・じゅいき)1996年(平8)8月3日、大阪・守口市生まれ。幼少期から父丈一郎の手ほどきを受ける。15年4月に2回KO勝ちでプロデビュー。昨年12月に東洋太平洋スーパーバンタム級王者中嶋一輝に挑戦も2回TKO負け。家族は優夫人、長女の莉羽(りう)ちゃん、長男の秀弦(しゅうげん)くん。168センチの右ボクサーファイター。

