NXT女子王者紫雷イオ(30)が大乱闘の末、執念のボディープレス弾で次期挑戦者ラケル・ゴンザレスを沈めた。

NXTのPPVテイクオーバー大会(7、8日)第1日となる7日のメインでゴンザレスとの防衛戦を控える紫雷は、ゾーイ・スターク戦を控えたゴンザレスを待ち伏せ。「私を倒すことはできないぞ」と襲いかかったものの、怪力の挑戦者に捕まり、機材ケースにたたきつけられた。

チョークスラムでゾーイを沈めて試合勝利したゴンザレスに対し、再び紫雷はスタッフの制止を振り切って襲撃したが、防護壁に強打されて撃沈した。さらにバックステージでもインタビューを受けるゴンザレスに3度目の襲撃を仕掛けると、今後は壁を突き破るほど激しい投げで背中を痛めた。3度も襲撃に失敗した紫雷だったが、最後まであきらめなかった。

リングに上がり「ラケル・ゴンザレス、隠れてないで出てこい。お前は私を倒せない、私は絶対に死なない。今ここで証明してやるよ、やってやるよ」と激しく挑発し、姿をみせた挑戦者と大乱闘を展開。執念のボディープレスで制止に入った他女子選手とゴンザレスを全員まとめて倒し「おらー、見たか!私が1番だ」と雄たけびを上げた。

大会後、自らのツイッターで「私は死なない。テイクオーバーでも最後にリングに立つのは紫雷イオ」と堂々と王座防衛を宣言していた。