WBC世界ライトフライ級タイトルマッチの発表が24日、大阪市内で行われた。王者矢吹正道(29=緑)と前王者で同級1位・寺地拳四朗(30=BMB)が3月19日、京都市体育館で対戦する。

両者は昨年9月23日、立場を入れ替えた形での対戦で矢吹が10回TKO勝利でベルトを奪取した。寺地陣営が矢吹の故意のバッティングを訴えた経緯もあり、WBCから再戦指令が出ていた。

挑戦者となる寺地は、敗戦直後は引退も考えたと明かし、時間をへて「負けたままで終われない」と再起を決めたことを明かした。会見でも強気発言を連発。「(前回も)負けた試合ではなかった。しっかり決着をつけてチャンピオンになりたい」。

挑戦者として臨むのは17年5月20日の世界初挑戦以来。一時は「見るのもいやだった」というベルトを取り戻す。