プロボクシングWBC、WBO世界スーパーバンタム級王者井上尚弥(30=大橋)が9日、都内でスペシャルトークイベントに登場した。フリーの赤平大アナウンサー(44)のMCで、元世界3階級制覇王者八重樫東トレーナー(40)とともに、7月25日、東京・有明アリーナで臨んだ統一王者スティーブン・フルトン(29=米国)に挑戦し、8回TKO勝ちを収めたファイトなどについて振り返った。さらに今年12月に予定される次戦、そして23年に展望も口にした。

井上陣営は12月開催に向け、WBAスーパー、IBF世界同級王者マーロン・タパレス(31=フィリピン)との4団体王座統一戦に向けて交渉を続けている。今月中旬には両陣営が再び条件面について交渉する予定。その現状を踏まえながら井上は「今後ですが、12月に予定されている4団体統一戦に向けて、交渉中ですが、決まれば必ず、そこはクリアして、その後の、またビッグマッチにつなげていきたいと思う」と宣言し、スペシャルトークイベントを締めくくった。

今年も年間3試合を計画しながらも、3月に自らの拳負傷によって2試合となった経緯もある。24年は、あらためて年間3試合を希望。既に所属ジムの大橋秀行会長からは、2階級での4団体王座統一成功後、元世界2階級制覇王者でWBC世界同級1位のルイス・ネリ(28=メキシコ)、元世界3階級制覇王者でWBO世界同級2位のジョンリール・カシメロ(34=フィリピン)という日本人ボクサーや井上自身とも“因縁”のある選手達を迎え撃つ計画が明かされている。

このトークイベントは井上のメインスポンサーとなるNTTドコモが運営する動画配信サービスLeminoのプレミアム会員を対象に50組100人が招待されて行われた。