トイレの前で決まった奇妙なタイトルマッチ。王者のザック・セイバーJr.が、小島聡に腕殺しを極め、NJPW WORLD TV王座のV14を達成した。小島のラリアットを何度も食らいながら、再三の腕を極め、ダメージを与え続けた。ベルトを守り切り「小島さん、すごい、何年? あの人すごい、30年? 多分、小島さんが一番痛い」とリスペクトを込めた。

急きょ決まった一戦だった。前夜の後楽園大会でザックは同王座のV13を達成。いい気持ちで、バックステージでコメントを残していると、トイレに来た小島を見つけた。そこでザックの興奮が収まらなかった。今にも我慢限界の小島の様子など、お構いなしに「トイレはいい。トイレは終わりました」「挑戦、ほしい? ほしい? 挑戦。明日。明日」と勝手に試合を決めた。小島の「漏れるよ」もシカトを決め込む傍若無人ぶりを発揮していたが、試合後は敬意を忘れなかった。