プロボクシング元WBA、IBF世界ライトフライ級王者で現WBC同級1位のヘッキー・ブドラー(35=南アフリカ)が10日、成田着の航空便で来日した。18日に東京・有明アリーナでWBAスーパー、WBC世界同級王者寺地拳四朗(31=BMB)に挑戦する。母国のヨハネスブルクで調整を続けてきたブドラーにとって、18年5月、当時の統一王者田口良一に挑戦し、世界ベルト2本を獲得して以来、約5年4カ月ぶり2度目の日本での世界戦。新旧統一王者対決となる。

寺地に対し「研究したが、パウンド・フォー・パウンド(階級を超越した最強ボクサー)のトップ10に入る強さがある。私が見る限り、弱点はない」と敬意を表しながら、勝利の自信を示した。「勝てないと思ったら日本に来ていない。寺地戦に向けて14~15週間のトレーニングキャンプをしてきたが、私はいつも判定で勝つ練習をしている」と12回を通じて寺地を追い詰める作戦を口にした。

18年大みそかにマカオで臨んだ京口紘人との防衛戦では10回終了TKO負けを喫し、対日本人との戦績は1勝1敗。日本で1度、統一王者に競り勝ったこともあり、今回もアウェーながら縁起の良さを感じている様子。「これは大きなチャンスだ」と田口戦に続く、日本人の統一王者撃破に燃えていた。