「キング・オブ・ストロングスタイル」中邑真輔(43)が、またも日本男子初のWWE最高位王座獲得に失敗した。先月2日のPLEペイバック大会に続き、WWE世界ヘビー級王者セス“フリーキン”ロリンズ(37)に自ら要求したラストマン・スタンディング形式(10カウントKO決着のみ。反則あり)で挑戦。自ら引き込んだ場外戦で、王者渾身(こんしん)のファルコンアローを浴びて背中を強打。立ち上がろうとしたものの、カウント9で崩れ落ちるように倒れて敗れてしまった。
序盤から竹刀、ヌンチャク、パイプいす、テーブル、ラダー(はしご)が飛び交う激しいファイトを展開となった。腰椎の2カ所骨折という古傷を持つロリンズの背中をパイプいすでめった打ちした。左膝のキンシャサ(ボマイェ)も成功させ、ラダーの頂上で対峙(たいじ)した王者の顔面に赤い毒霧攻撃も浴びせた。さらにテーブル上にロリンズを設置した上でダブルニーを落とすなど、次々とロリンズを追い詰めた。
何度も“爆弾”となる背中を痛めつけられてもカウント9で立つロリンズを観客席近くまで引きずり上げると、逆に王者のペティグリー、カーブストンプを浴びて顔面を強打。もうろうとしたところで高い位置からファルコンアローでたたきつけられた。何とか立ち上がろうとした中邑だったが、カウント9で崩れ落ちるように倒れてしまった。10カウントで最後に立っていたのはロリンズだった。
WWE世界ヘビー級王座ベルトを掲げ、満員となった会場のファンと大合唱する王者を横目に、中邑は悔しそうな表情を浮かべた。2カ月連続で大きな注目を集めるPLE舞台でWWE最高位王座に挑戦。王者ロリンズに2連敗を喫したものの、中邑は「NEVER DIE(決して死なない)」とX(旧ツイッター)で再起を誓った。

