ONEデビュー戦となった重森陽太(29=クロスポイント吉祥寺)が140ポンド(約63・5キロ)契約ムエタイでシン・ドンヒョン(27=韓国)と対戦。右ストレートの“ワンパン”で鮮烈な2回KO勝ちを飾った。

序盤から中盤にかけてやや手数が少ない印象だった重森だが、このパンチを狙っていた。2回にステップインからフェイントをかけて強烈な右ストレートでシンのアゴを打ち抜いた。

試合後のインタビューでは「初めてのルンピニースタジアムで、すごい緊張してたんですけど、日本のムエタイをタイのみなさまに見せることができて非常にうれしく思ってます」と話し、RWS(ラジャダムナン・ワールドシリーズ)参戦経験もある日本ムエタイのトップファイターとしての誇りをのぞかせた。

KOパンチについて聞かれると「今ルンピニースタジアム、新しいスタジアムですよね。古いスタジアムでスーパースターだったイソラサックっていうコーチが私についてます。彼が言ったとおりにそれを信じて打ち抜いた右ストレートが今のKOです」と、旧ルンピニースタジアムで活躍したレジェンドで、現在はトレーナーとして指導を受けるイソラサック氏に感謝した。

センセーショナルなONEデビューとなり、重森はボーナス35万バーツ(約148万円)も獲得。「ありがとうございます! ほんとにうれしいです。今ちょっとびっくりしちゃってるんですけど、でも日本のムエタイのレベルはどんどん上がってきています。私がそれをもっと世界中に広められるようにしていきたいと思ってます。またぜひ呼んでください」と、ONE継続参戦を希望した。