プロボクシングWBA女子世界ミニマム級タイトルマッチ10回戦は26日、東京・後楽園ホールで開催される。初防衛戦となる同級王者黒木優子(34=真正)、世界初挑戦の同級4位鈴木なな子(25=横浜光)が25日、都内でそろって前日計量に出席。ともに200グラム少ない47・4キロで1発クリアした。主催興行フェニックスバトル138大会のメインに組んだ大橋ジムの大橋秀行会長(60)が「今後の女子ボクシング人気を握る、意味のある戦いになる」と言う注目の日本人対決の世界戦となる。
今年1月の王座決定戦以来、約5カ月ぶりのリングで初防衛戦を迎える黒木は「いろいろなパターン(を考え)、いろいろな方とスパーリングさせていただいたので、バッチリですね」と笑顔。鈴木とフェースオフ(にらみ合い)も展開し「当たり前ですけど(鈴木が減量で)細くなって同じぐらいの体形だなと思った。(フェースオフし)笑ってしまって。かわいいなと思った。ほれぼれしました」とリラックスした表情をみせた。
34歳のベテランVS 25歳の新鋭という構図で「世代交代」という言葉も飛び交う日本人対決による世界戦。黒木は「世代交代というよりも、負けたくない。やっぱり目指すは統一王者」と再びベルト統一を目指すための大事なリングととらえていた。
一方、世界初挑戦となる鈴木は「ベストに(仕上がった)。緊張はまだしていないが、リングに上がったら出てくるかも。1番、今までで気合が入っている」と引き締まった表情を浮かべた。2~3月ごろから黒木への挑戦を見据え、約4カ月間、みっちりと調整&対策してきた手応えがある。鈴木は「全体的に心も体もだいぶ成長できたと思っている」と自信を示した。
プロ13戦目。横浜光ジム移籍から2戦目でつかんだ世界初挑戦となる鈴木は「勝てばすべてが変わる。やってきたことが報われると思う。勝てば人生が変わるなと」と集中力を研ぎ澄ませていた。

