2度目の東日本新人王挑戦となる名門のホープ鈴木丈太朗(23=帝拳)が初の決勝進出を果たした。身長172センチのサウスポーの柳田優希(24=湘南龍拳)とのフライ級準決勝に臨み、3-0(39-36×3)の判定勝利を収めた。

身長167センチの鈴木は「距離が遠くて慎重になった」と1回、相手の右ジャブを警戒しながら距離感をつかみ、2回には右ボディーストレートで局面を打開。最終的にはパンチをヒットさせてジャッジ3人の支持を得た。それでも鈴木は「距離を詰め、左はちょっと当たった。でも、そこは実力不足。もっと右でも攻めないと。攻めてこない相手に対する練習を想定できていないところあった。自分がまだまだだった」と反省することも忘れなかった。

初挑戦だった昨年の東日本新人王は新人王有力候補と言われながら、佐野篤希(伴流)との初戦(2回戦)で4回KO負けを喫した。新人王に輝くまでは負けられない状況にある。19日に予定されるもう1つのフライ級準決勝、高森悠叶(23=大橋)-国田虎之朗(22=セレス)戦の勝者と11月3日、東京・後楽園ホールで激突する。鈴木は「明日、対戦相手が決まるので、田中繊大トレーナーに一から教えてもらおうと思う。自分には後がないので」と気合。田中トレーナーも「もう少し勇気を持って攻めてほしい」と要望を出していた。