後楽園ホールに「デ・ハポン」の大合唱が響き渡った。

メインイベント(第10試合)でGHCヘビー級王座戦が行われ、挑戦者の内藤哲也(44)が22分17秒、旋回式デスティーノで王者シェイン・ヘイスト(40)から3カウントを奪取。GHCタッグに続き、ノア最高峰のベルトを手にした。

内藤はシェインのパワフルな攻撃に劣勢を強いられる場面もあったが終盤、ボムバレーデス狙いをリバースフランケンシュタイナーで返して一気に流れを引き寄せると、再度ボムバレーデスを狙ったシェインをデスティーノで切り返し、続けてコリエンド式デスティーノ、旋回式デスティーノと連続で炸裂(さくれつ)させて勝負を決めた。

内藤は試合後のマイクで「俺はこのリングに残るよ。GHCヘビー級王者だからね。まだ次の試合がいつなのかは決まってないけど、そんな時こそ、あの言葉でしょ。そう、まさにトランキーロ! あっせんなよ」と当面の継続参戦を示唆。

そして「じゃあ最後は、アレいきますか? ここプロレスリング・ノアの後楽園ホール大会での初めての大合唱。皆さま、準備はよろしいでしょうか? プロレスリング・ノア後楽園2連戦の初日、最後の締めはもちろん、BUSHI、RYUSEI…イ(そして)内藤、ノソトロス(俺たちは)・ロス・トランキーロス・デ・ハポン!」と、札止めの1589人のファンとともに叫んだ。

◇4度目の防衛に失敗したシェイン・ヘイストの話「終わってしまったが、あれこそ俺が求めていた内藤だ。これこそがタイトルマッチにふさわしい戦いだったと思う。俺は今は倒れているかもしれないが、まだ完全に終わっちゃいない。また立ち上がるさ。燃えたぎる心を打ち砕くことなんて、誰にもできないからな」