節分の3日、大相撲の力士や親方らが全国各地で豆まきに参加した。1月の初場所で初優勝したモンゴル出身の関脇玉鷲(34=片男波)は、東京・八王子市の高尾山薬王院で行われた「節分会」などに参加。優勝を決めた初場所千秋楽に誕生した、第2子の次男に「エレムン」と名付けたことを明かした。

玉鷲が入門15年で初優勝を決めた日に生まれた、運命的な次男に「力と心の強さ」を意味するモンゴル語の「エレムン」と名付けた。1月27日の誕生から3日後の同30日に、エルデネビレグ夫人と相談して命名。「やっぱり優勝した日に生まれたからね」。自己最多の13勝へと導いた、心身の強さを受け継いでほしい思いを込めた。

同31日には夫人も退院して一緒に生活。「洗濯物が多くて大変。もちろん手伝ってるよ」と、愛妻家&イクメンぶりも告白。この日の豆まきでは「いっぱい『おめでとう』と言われた」と、優勝効果で例年以上の声援を受けていた。