「ステイホーム」が合言葉のようになり、リモートワークが広がり、プロアスリートたちもさまざまな方法でコミュニケーションを取る努力を続けてきた。予定されていた37試合のうち、すでに22試合の中止が決定した女子ゴルフツアーのプレーヤーズ委員長、青木瀬令奈もその1人だ。

新型コロナウイルス感染拡大により、試合が行えないことで選手たちがどう感じているのか。その声を集約し、ウェブによる理事たちとの会議に臨んだ。

トレーニングと練習で前向きに過ごす青木だが「先への不安はもちろんあります。でも待つしかない。今回は、選手たちの意見も聞いてくれて、寄り添うような形でした」と振り返った。

その後、先は見えないながらも、選手たちには指針が示された。シーズン成立の目安(試合数=17試合)や、会費の免除や試合大会開催可否の基準、トーナメント規定の変更、出場資格をできるだけ理にかなった形で生かすこと、理事報酬3割の自主返納など。状況次第で変わる可能性はもちろんあるものの、一定の指針が示されたことは大きかった。

「感染症対策を配慮したアース・モンダミン・カップが開催出来たことは、スポンサーや関係者に深く感謝します」と青木はコメントした。

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