1980年代に産声を上げ、現在も多くの消費者から支持を得ている「無印良品」の立ち上げに携わった1人、相澤裕子さんが「新たな暮らし方の提案」という夢を胸に温め中である。

相澤さんは、株式会社相澤裕子Protoの代表取締役社長として、アパレル及びインテリアのデザイン、製造販売と、一方では企業顧問として尽力。聖徳大からフランス留学を経て磨いた、本質とセンスを問う力を発揮して、日本のファッション産業界に大きな足跡を残し、今もなお、理念や情熱を発進し続けている。

コロナで停滞する今、iFAB(international Female Association Businesses,Lifestyle and Fashion)と名付けた女性実業家の会を立ち上げ、世の中にインパクトを残すムーブメントを作ることを志している。25年に実現を目指す。

「女性の感性は柔らかく繊細です。そういったものを表現して、新しいこれからの暮らし方の提案をしたい。SDGs(エスディージーズ)、持続可能な、地球に優しく人に優しい暮らし方ですね。大きなコンセプトは『風流』『みやびお・せ』です。歌川広重のさくらのある隅田川の絵が一番好きです。あんな風流さを表現できれば」。再び、世界に感動を与える。そのデザインは、相澤さんの頭の中で既に形となっている。

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