東京都ホッケー協会と日本ホッケー協会は6日、五輪会場の大井ホッケー場で「2020大井・高等学校ホッケー大会」を開催した。夏の試合がなくなった高校生の救済大会で、高校時代にホッケー部で同協会公認アンバサダーのお笑い芸人ロッチ中岡創一(42)が音頭をとった「中岡杯」が実現。コロナの関係で、参加は東京、神奈川のチームのみ。成城学園(男女)東京学芸大付(男女)学習院(以下男子のみ)、早大学院、慶応、法政二の高校生が、試合を満喫した。

ロッチ中岡や、さくらジャパン及川栞を交えたミニゲームなど、アトラクションもあった。成城学園女子副キャプテン飯田麻鈴(まりん)さんは、ロッチチームでミニゲームに参加。及川のマークを任され「スピード感とか別格で、とても良い経験になりました。動きが速くて、追いかけるのが精いっぱい。やはり、さくらジャパンの方はすごいです」と頬を赤らめた。

また、はじける笑顔で「コロナで練習もできず、これが引退試合になりました。でも、こういう機会をいただけて、逆にいいチャンスだったのかなと思います。うれしかったです」と、大会開催に尽力した大人たちに感謝していた。

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