千葉南シニア(東関東支部・南千葉ブロック) 5年前、部員は5人しかいなかった。今は1、2年だけで35人。春山和男監督の地道な基本練習によるチームづくりと、「選手全員に試合を経験させたい」という思いが着実に浸透し実を結んでいる。

そんな新チームで主将を務めるのが深谷俊介(3番・二塁手)だ。「今年は全体的に線が細いので体力強化が課題。そんな中で深谷は非常にまじめで選手を引っ張ってくれる。打者としてはミート力が高く長打も出るようになってきました」と期待を寄せる。打撃陣では他に一塁手の山田脩斗にも注目。「比較的大きな選手で足も速い。本来ならクリーンアップを打たせたいのですが、今は経験を積ませる意味で1番を打たせている」と同監督。

守っては、4枚の投手陣がエース争いを繰り広げている真っ最中だ。頭一つ抜けているのが右の鵜澤一凪。「直球のスピードはまだまだですが、制球力のある本格派タイプです。ここに大谷波琉斗、林泰成、福川泰紀が加わってしのぎを削っています」(同監督)。

冬には食事を含めた体づくりを行い、全員野球で来年の春季関東大会初出場を目指す!

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