B1サンロッカーズ渋谷のエース、ベンドラメ礼生が自身の27歳の誕生日を派手に祝ってみせた。

11月14日の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦は、前半終了時点で21点追う展開。後半の立ち上がりにも6点を連取され、最大27点差がついた。しかし、そこからベンドラメとライアン・ケリーが得点を量産し、第4クオーター残り6分余りにはベンドラメの得点で逆転に成功。その後の接戦にケリをつけたのも、残り31秒のベンドラメの3ポイントだった。

試合後の会見では、前半に21点差をつけられたことについて「正直ビビりました」と吐露しつつも、「全員が諦めていなかったし、1つ1つ目標を立てて、我慢しながらそれをやり続けることができた。こういうタフな試合を乗り越えたのは、ただ1つ勝つよりも2倍、3倍の価値があると思います」と今後のチーム躍進への手応えも感じている様子だった。

自身の活躍で鮮やかな逆転勝利。今までの誕生日で何番目にうれしかったかを問われると、「1番ですね。こんな誕生日、なかなかないと思います」と喜びをかみしめるような表情で答えた。この上ない形でスタートさせた27歳の1年を、チームの目標達成で最高の1年にしようとベンドラメは意気込む。

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