身延シニア(西東京支部・山梨ブロック) 一昨年、「スーパー1年生」として注目された一瀬友希(3番・遊撃手)中心のチーム。3年となった今年は主将に指名され、3月に行われた久米島代替大会では西東京選抜の遊撃手として活躍。3位の成績を残した。それでもワンマンになることなく、選抜の経験を持ち帰りチーム力の向上に役立てている。佐野治監督の話。「一瀬は練習中でも選手を集め、指導者が言うような的確な指示が出せるほどになった。ただ、今季も3年生が7人と少ないため、下級生頼りの面がある。その中心となるのは両2年生エースの村松一輝と青柳快。左腕の村松一と右腕の青柳はどちらも上手投げで打たせて取るタイプ。守備からリズムを作り、接戦に持ち込む勝ちパターンを目指しています」。

攻撃面では一瀬の後に4番で捕手の千野我空が入り、5番には佐野来郁(右翼手)と続く。長打力のあるクリーンアップだが、課題は下位打線へのつながりだ。「秋季大会は初戦、敗者復活戦ともコールド負けを喫した。ノック中心の練習をし、年を越してからは実戦的な練習も織り交ぜて鍛えてきた。おかげでなんとか戦えるチームに成長しました」と同監督。夏に向け、全員野球で勝ちをつかみに行く!

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