昨年、創部された千葉・柏市を中心に活動している中学女子軟式野球クラブ・柏女子野球倶楽部（今野浩監督）が強豪チームとの対戦を経て、チーム力の整備を図っている。

今野さんは昨年12月にコーチから監督に昇格。「ガンガン打って打ちまくるチームにしたい」とチーム構想を語った。2年は昨年、上級生と試合した経験値が財産であり、生きのいい新1年17人と融合すれば、飛躍できると確信している。

投手は大橋小春、石井優奈（ともに2年）がしっかりしており、先日、昨秋の女子軟式野球秋季関東大会を制覇した深川クラブ（東京）と地元で練習試合を行った。連敗したが、あと1歩と思わせる試合内容だった。コロナ禍で延期になっている同春季関東大会では前年女王の三鷹クラブダブリューA（東京）と対戦が決まっている。今野監督は強豪との対戦で「いいところをすべて吸収し、優勝したい」と語った。

6月に予定されている全中連女子の千葉県予選を突破して、全国大会（京都）出場が次の目標だ。

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