新潟県長岡市で三浦理容館を営む三浦快之さんは、本業とは別に、生態系の研究を行っている。

1リットルの密閉されたボトルの中に、1つの世界がある。水草、エビ、バクテリア等、それぞれが助け合い、生態系を作り上げていて、餌も、エアポンプも、水替えさえなくても、静かに時を重ねている。ボトルの名前は「shrimpot」。

「ふたを開けずに、どのくらいの期間、維持することが可能だと思いますか? 1日? 1週間? それとも1年? 私のボトルは現在1588日目で継続中です。信じてもらえますか?」と話す三浦さん。

生態系を組み立てることを「生態系エンジニアリング」といい、このボトルは、それを学ぶのに、とても適している。

三浦さんは、生態系エンジニアリングの未来を想像していて、いつの日か、水不足地域での食料供給に役立たないか、あるいは小児病棟や介護施設で癒やしにならないか、そんなことを本気で考えている。

インスタグラムはこちら→https://instagram.com/shrimpot_azumino

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