キックボクシングで「安全に、楽しく、きれいに、健康に」をアピールするのは、東京・東上野にある女性専用ジム「ビューティーキックス」の武藤慎治代表取締役(48)だ。

武藤代表は大の格闘技好きで、大学まで空手を続けた。就職してからは15年ほど活動を休止していた。が、10年前テレビの格闘技中継を見て「オレもチャンピオンベルトを巻いてリング上で娘を抱っこしたい」とキックボクシングを始めた。努力が実り、16年のK-1アマチュア大会で優勝、夢をかなえた。その後、指導者を志し17年にジムを開設。会員の紹介や口コミで徐々に人数を増やしていった。最初の会員は今でも練習を続けているという。

キックボクシングは男のスポーツと思われがちだが、実はそうでもない。頭部にはヘッドギア、顔や腰にもガードを着けるため危険度は低く、痛みもさほど感じない。また、全身を使うスポーツとして老若男女を問わず、気軽に楽しめることから生涯スポーツとしての人気が高まっている。現在、ジムに100人が在籍する。平均年齢35歳で最高齢は75歳。週3回通う50代の女性は「爽快感があって究極のストレス解消法です」とサンドバッグをキックした。武藤代表は「1人1人の安全と安心を第一に、心と体を元気にしていきたい」と抱負を語った。

HPはコチラから→https://b-kickx.com

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