千葉西シニア（東関東支部・南千葉ブロック）

毎年恒例の選手同士で決めるスローガンは「勇猛果敢」。恐れずに思い切ってチャレンジする精神で、最初の公式戦の秋季大会に臨んだ。結果は支部3位、関東ベスト16で、全国選抜大会への出場を決めた。

その原動力は、攻守の要である正捕手で4番の花嶋大和だ。山本哲士監督は「関東トップクラスの強肩とリードのうまさが武器。高校からの注目度も高い。その花嶋とバッテリーを組む左腕エース、小島直大と3番の柴田元気主将（遊撃手）の3人は、東関東選抜として『石垣市長杯第1回Rookie Baseball Cup』に参加し、初優勝を果たした。経験をチームに持ち帰り、春季大会でも挑戦してくれるはず」と話す。

投手陣は冬場、球速アップを課題とした。走り込みなどで下半身を強化し、2番手田代敬祐らを始め、層の厚さも増している。打撃陣の課題は飛距離アップ。遅い球を遠くに飛ばすことをテーマに、ロングティー中心の練習に明け暮れた。

春季大会の目標は「関東大会出場」を掲げる。指揮官は「そこから1つでも多くの勝ちを積み上げる」と謙虚に語るが、チーム歴代最高の全国8強以上を果敢に狙う。

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