市川南ポニーは昨年5月から活動をスタートさせた新しいチームだ。2年目の今春は12人の1年生が加わった。山本芳洋総監督(49)は「今年の1年生は元気のいいチーム。まずは野球の基本を身につけてほしい」と期待を寄せている。

主将・高山琥太朗が大きな声でチームを引っ張る。投手陣は力のあるストレートを放つ伊藤雄士郎、兼田理勇、コントロールのよい石黒颯良らがエースの座を競い合う。捕手の高森魁、矢田隼斗が投手陣をリードする。堅守の遊撃手・渡邊壮太が内野守備の要。守備範囲の広い中堅手・名嘉大吾が外野守備を引き締める。俊足の平古場優至、辻井優翔の2人がリードオフマン候補。広角に打球を運ぶ上田一星、好打者の兼田、伊藤らが打線の中心だ。ムードメーカー・猪股柊羽がチームを盛り上げる。

関東1年生大会を勝ち抜いて7月のポニーブロンコ大会に出場することが目下の目標だ。先輩たちのチームは全日本選手権の出場権を獲得した。山本総監督は「先輩たちと一緒に全国の舞台を経験できるよう頑張ってほしいですね」と意気込みを話す。

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