ホッケー女子日本代表さくらジャパンの及川栞(33=タカラベルモント)が6日、ワールドカップ(W杯)スペイン・オランダ大会ベルギー戦で、日本代表通算150試合出場を果たした。試合は敗れたものの、現役では永井友理(6日時点で196試合)永井葉月(同185試合)に続く金字塔をしるした。

初キャップは13年W杯予選オランダ戦。節目達成に「初キャップで感じたことは忘れていません。コロナで国際試合がほとんどなくなり、五輪そしてW杯を迎えたので、やっと150だなって思いました」と話した。

「負けない心」が信条。「リオ五輪の代表に選ばれなかったこともありました。オランダのプロチームに入り、自分の弱い部分を克服し、上を目指しました。誰もが夢を持っています。夢は諦めなければ必ずかなうと信じています。まだまだ上を目指します。日本のホッケーを世界に見せつけたいです」と、競技への思いは熱くなるばかりだ。

感謝の心もあつくなる。「150キャップを達成できたのは、多くの方々のおかげです。サポートしていただいた故郷・岩手の方々や、現所属会社、日本ホッケー協会、チームメート全ての方々に感謝します」と話した。

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