「第2回立川立飛インドアホッケーフェスティバル」が3月4、5日、東京・立川のドーム立川立飛で開催された。「立川をインドアホッケーの聖地に」とのコンセプトで昨年始まった試みで、今回は初結成した男女のインドア日本代表も参加した。小学生を対象にしたホッケー教室や、U15世代と交じってのミニゲームなど、若年層との交流に、会場は笑顔の輪が出来た。

男子日本代表の落合晴輝(26)は、2020東京五輪にも出場した大将(29)の弟で、自身もサムライジャパン候補選手。今回のインドア日本代表には北河拓実、大場陽成、竹林浩斗、河邉皓星もサムライ候補に名を連ねる。落合は「(希望はインドアとアウトドアの日本代表)兼務です。初代の日本代表を決めようと選考会があったので、参加しました。アウトドアのサムライジャパンとは全く別物かなと思っていたのですが、日の丸をつけることに違いはなく、インドアホッケー、アウトドアホッケー関係なく、日本代表として、どっちも普及させたい思いがあります」と話す。

女子日本代表の山下彰子(34)は元さくらジャパン。「3年ぶりくらいに現役復帰です。インドアもそうですが、フィールドホッケーも現役復帰しようと、東京ヴェルディでプレーします。『またやるんか!?』と言われそうですけど」と笑った。「攻守の切り替えが速いですね。スピーディーなゲーム展開が魅力。ボールを浮かせてはいけないルールがあるので、子どもたちにも触れやすい競技かな」と、ホッケーの若年層の普及に有効ではないかと話した。

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