米菓を製造、販売する東あられ本鋪は8月21日、東京・墨田区の両国本店であんこせんべいの「おせんとあんこ」発売1周年を記念して、「東あられ寄席」を初開催した。同店の顧客で、すみだ親善大使の落語家、林家あんこ(37)が、満席の客を前に「おせんとあんこ」とコラボした同名の新作小話や落語3題を演じた。

開催のきっかけは昨年8月、せんべいにあんこをのせて食べる新商品「おせんとあんこ」の販売だった。東あられ本鋪の小林宏太郎社長は「何かいつもと違うことをやりたい」と考え、「落語を作ってもらおう」と決めた。Ⅹ(旧Twitter)で、林家あんこに相談。快諾してもらった。自身初めてのタイアップ落語を演じた林家あんこは「好きな東あられさんのために演じました」。小林社長は「今後は定期的に『東あられ寄席』を開催する予定です」と語った。

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