日本ポニーベースボール協会の広澤克実理事長(61)がこのほど、福島・双葉郡楢葉町を訪れ松本幸英町長(62)を表敬訪問した。同町内の「ポニーリーグ NARAHA STADIUM(PNS)」で行われたアジアパシフィックゾーン(AP)大会U―14ポニーの部開催のお礼と、大会を勝ち抜いた日本代表の10年ぶり世界制覇を報告した。同協会はPNSをリーグの拠点として継続起用を希望しており「北日本の拠点」として親しまれることになりそうだ。

【広澤理事長が松本・福島楢葉町長を表敬訪問】

広澤理事長は楢葉町役場を訪れ、松本町長を表敬訪問。今年6月末に行われたAP大会への協力を感謝するとともに、ワールドシリーズでポニーの部、U-12ブロンコの部、女子の部の世界制覇を報告した。「3部門制覇という史上初の快挙を成し遂げることができました」と笑顔で伝えた。

今年のAP大会ポニーの部は、日本が強豪・台湾から白星を挙げるなどして、一戦ごとに力をつけていった。その勢いで乗り込んだ8月のワールドシリーズも4連勝で10年ぶり優勝を果たした。ポニーの部はワールドシリーズの中でも花形の年代とされるだけに、喜びもひとしおだった。また、代表メンバーのうち5人が所属、全日本選手権を制したポニー佐賀ビクトリーが、今年初開催のエイジェックカップで優勝。5つの団体の代表チームによる大会で、決勝の舞台・甲子園球場で中学硬式野球初代日本一の栄誉に輝いた。松本町長も「選手たちが、この楢葉の地で中学時代の忘れられない思い出をつくってくれたのなら、これ以上うれしいことはありません」と喜んだ。

友情を深め、自信と勢いを生み、世界一と日本一をもたらした。もともと同スタジアムは、東北の復興支援の一環として、ポニーが命名権を獲得。今年の快挙で、さらに協会内で有効利用を検討することになった。東北連盟と関東連盟の中間点に位置することから、北日本地域の拠点として新たな大会やイベント開催も可能になる。また、各チームの合宿地としても利用できるよう施設が整備されており、ポニーにとどまることなく、野球を通じた東北復興の拠点になりそうだ。