開店から36年、自家焙煎(ばいせん)コーヒーを提供する「但馬屋珈琲店」が10月31日に東京・立川市に「東京立飛焙煎所」を新設、開所式を行った。

但馬屋珈琲店は1987年10月31日に、64年から新宿区で営業していた純喫茶「エデン」を改装する形で産声を上げた。こだわりの自家焙煎コーヒーは、深煎(い)りで濃厚な苦味とスモーキーな香りが特長。多くのコーヒー通をうならせてきた。東京立飛焙煎所では直火式の大型焙煎機を投入、1度に約30キロの豆を焙煎できる。1日当たりの製造量は従来の2・5倍、労働生産性は3倍に上がった。同店を経営するイナバ商事の倉田光敏社長(写真)は「今後はドリップバッグコーヒーの展開を拡充し、来年3月をメドにオーガニックコーヒーの新商品の生産も目指してまいります」と、抱負を語った。詳細はQRから。

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