サッポロビールは2日、ダンサー、振付師のRIEHATA(33)が新たに出演して4日から放送予定だった「サッポロ生ビール黒ラベル」新CMなどの広告展開を見送ることを、公式サイトなどで発表した。

同社は、RIEHATAの新CM登場を伝えるページに、青文字で追記の文章を掲示。「黒ラベルの広告へ新たに起用したタレントについて、様々なご意見を頂戴しております。飲酒に関するご意見を踏まえ本人への確認を行いましたが事実とは異なる旨の回答をいただきました。当社といたしましては、総合的に判断し、現在予定している広告展開を見送ることといたしました」と報告した。

RIEHATA出演のCMは、妻夫木聡がメインキャラクターを「大人エレベーター」シリーズの第44弾で、全9タイプ。1日に公式サイトで先行公開を告知していたが、現在は妻夫木1人だけが出演するCMのみ見られる状況となっている。

CMについては「今回登場いただくのは、33歳大人代表の世界で活躍する振付師・アーティストのRIEHATA(りえはた)さんです。妻夫木さんからの質問に対して、明るくエネルギッシュに今のご自身の人生観を語ってくださったRIEHATAさん。そんなRIEHATAさんと妻夫木さんとの会話の中で描かれる世界観が、20代、30代を中心とした若い世代のお客様への新たな気付きを生むとともに、幅広く『大人』のお客様に共感していただけることを期待しています」と紹介していた。

RIEHATAは10年のレディー・ガガ来日時に「ミュージック・ステーション」バックダンサーオーディションに合格。その後、米人気ラッパー、クリス・ブラウンと親交を深めダンス動画やツアー参加で一躍有名になった。BTS、TWICE、EXILE、King&Princeらの振付なども担当している。